豆とのお付き合い
「納豆のニオいがあかんの」

納豆嫌いの友がこう口にしたことがあった。
「へっ?」一瞬、私は意味がわからなかった。
「ニオいなんてしたっけ?」
そらまあ、豆のニオイはする。
しかし、そんな強烈なものなのか…

そこで、初めて「におわない納豆」というのを買うてみた。
むむむ、確かにニオわない。
「におわない納豆」ではない納豆を嗅いでみた。
む、ちょっとニオう。

つまるところ、どっちもあまり変わらなかった。

納豆は、ニオいとネバネバ感が「嫌い理由ベスト○」やけれども、あれも慣れると気にならなくなるのではないかと思う。

昔、「あれは人間の食べるもんじゃない!」と嫌い派の友が叫んでいたが、さすがにそれは好きな人に失礼やろう。

納豆は栄養たっぷりで毎日食べたいくらい…
でも、問題なのは消費期限。 冷凍すると長持ちするけれど。
こないだ、冷蔵庫に放置しておいたの取り出してみたら、消費期限7日切れ。

粘り気が強かったけれども美味しかった。
お腹壊してないので、冬場は大丈夫やということです。

そういえば、初夏まで食べてたインスタント味噌汁があった。
夏場は暑くて食べられやんので、乾物やお茶などが入っている戸棚に3ヶ月ほど放置。
11月になって、「そいや味噌汁あったなあ」と思い出して、お椀にあけてみた。 変なニオイはしない。 色が茶色すぎ?
でも、その時はもとの色なんて覚えてない。
食べたとき気づいた。

濃い!!
発酵しすぎてる!!

味噌汁としては味は落ちてしもてたけど、食べられやんことなかったので、そのまま平らげました。

一人暮らしをすると、大豆のありがたみを身にしみて感じるものです。

でも、生ものは早めに召し上がることをオススメします。
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