いろどり
眠気が残ったまま歩く
足取りはまだ重い
昇りたての太陽は穏やかに光増す
“いつもと変わらない”現在があるだけ

輝くときを生きている今
感じ始めた果てしない未来

枝分かれする道
どれを選べばいい?
どれなら行ける?
まだ見ぬ明日より時は来て
いろどり無限の世界に
何を求めて生きるだろう
儚い夢も希望もなく
一人立ち竦む

お腹がすいて疲れた
腹の虫が鳴き始める
沈みゆく太陽はもの憂げに姿隠して
辺りひんやりする

目指すものなんか何もない
目標は目の前にはない

でも、チャンスは来るよ
必ず…

いろどり広がる心の隅で
ささやかな温もりから
強い夢と希望を見つけ
信じる方へと気ままに進もう

いろどり無限の世界に
いつか飛び込める日が来るさ
儚い夢も希望も織り交ぜて

新たな一日を始めよう
ふたりのしあわせ
心にぽっかり空いた穴
埋めようとしてみるけど
いつも全部埋まってくれない

一緒に過ごしたシアワセな時間が
今は思い出となって夢に現れる

「好きな人には幸せでいてほしい」
そんな単純な願いなのに
「自分が一番でいてほしい」
と欲が出てしまう

ほんとは、なにより
傍にいてほしい…

それだけなのに

どこでどう気持ちがすれ違ったんだろう

きっと
同じ輪の中でも
目指す方向が違っていたんだろうね

私はこっち
君はあっち

気付かないうちに離れはじめてたのかな

すごくすごく寂しいよ

でも
お互いに選んだ道

歩む方向は違っても
君への思いは変わらない

私は前向きな君が
今でもずっと大好きだから
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