二重奏
作曲者ごとにわかれています
難易度はA(初級)B(中級)C(上級)D(難)E(更に難)にわけています
しかし、あくまでも個人的見解であり、経験年数や得意不得意分野によって
難易度は人それぞれ違うと思うので、参考程度にしていただければ幸いです

※「♪試聴」がついている曲は、クリックするとYou Tubeで再生されます
 ほとんど練習中の録音のため完成度は高くありません…
 何とな~く雰囲気を掴む感じでお願いしますm(*T▽T*)m
● 作曲/編曲者(クリックすると曲に移動します)
酒井 雅邦 沢井 忠夫 沢井 比河流 高野 喜長 長澤 勝俊 野村 正峰
松本 雅夫 水野 利彦 宮城 道雄 唯是 震一 吉崎 克彦 その他
▼酒井 雅邦
曲名編成難易度お気に入り度コメント
エリーゼのために 箏・17絃 A ★★☆☆☆ 大学時代、箏曲部のSちゃんと遊びで合わせた曲。
「クラシックを一度箏で弾きたい!という願望により実行された。
箏はピアノの旋律と同様、わりと細かいけど上手に弾けるとそこそこ華やか。
新歓曲にはポップス(イマドキの曲)を1つは入れることになってたけど、現代ポップスを箏で弾くと何か違和感が…… 童謡やクラシックと違って弾きにくい感じがする。
ドレミ音階は合わせ爪に満足できぬ(T_T)
▼沢井 忠夫
曲名編成難易度お気に入り度コメント
水面(みずも)

♪試聴
(You Tube)
箏2 C ★★★★☆ 雲行きが怪しくなってきたぞ→夕立ち!?→水溜りに新たな雨粒が落ち、波紋が広がっていく→一旦止む→再び土砂降り
…私の脳内で展開されたイメージ。 表現の幅が広い。便利奏法スクイ♪
『あこがれ』に似てるけど、曲調は『水面』のほうがダークというか切ない感じ。
1箏は中盤の細かい動き、2箏は終盤のスクイが難しい。
今回の録音では、それぞれのパートを録音後、片方のパートと合わせる、所謂セルフ合奏をしてみた。
録ったのを聴きながら合わせてると、速さが不安定やったり、リズムがズレてたりするのがよ~くわかる(ノД`)
陽炎

♪試聴
(You Tube)
箏2 B ★★★★☆ 結婚式披露宴でお師匠と一緒に弾いた曲
移ろう季節の中、光さす明るい未来に向かって蝶がひらひらと舞うイメージ。
色打掛では遠くの押し手がきつかった(2箏は低調子)
人生の大イベントで、お師匠と合奏ができたのは一生の思い出♪
あこがれ

♪試聴
(You Tube)
箏2 C ★★★★☆ 出だしからクライマックスな曲。右手左手総動員!
1箏は沢井箏曲院上級免状課題曲の一つということで弾きごたえアリ。
スクイは苦手だが、メロディーが好きなので綺麗に弾けるようになりたい。
合わせ爪の弾むリズムの部分、浮かれ出ていく感じがよく表れている。
最後は箏のイメージとはかけ離れたロック調(?)で、弾き終わった後、思わず「イエ~イ!」て叫びたくなってしまう。
つち人形

♪試聴
(You Tube)
箏2 A ★★★☆☆ タイトル聞いて一瞬「呪いの…?」と思ってしまったけど、全然関係なかった。
かけあいが楽しい華やかな曲。1箏は沢井箏曲院初級免状課題曲の中の1つ。
掻き爪、スクイ、合わせ爪なども盛り込まれていて勉強になる。
合奏するとだんだん速くなり、1人で弾くとだんだん遅くなるという現象が顕著に見られる曲者(?)
縦譜に慣れるチャンス☆
「"」を人差し指と見紛うと恐ろしいことに…(;・∀・)


♪試聴
(You Tube)
箏2 B ★★★☆☆

筝曲部に入って初めて練習した曲。鷹が大空を悠々と飛んでいるイメージ。
2箏は沢井箏曲院中級免状課題曲の中の1つ。
2箏のほうが細かくて押し手が多め。
先輩に「鷹になった気分で弾いてみ」と言われたけど、 おそらく鳶をイメージしていたに違いない(注:鷹と鳶の区別がつかない)

▼沢井 比河流
曲名編成難易度お気に入り度コメント
OKOTO 箏2 B ★★★☆☆ 母校の箏曲部定期演奏会のOG曲で演奏した曲。
「打ち寄せる小波に思いを馳せる→大波に乗るぜ!」というイメージ。
1箏が表、2箏が裏拍で入って掛け合いっていう部分が多い。
一般的な現代曲とはこれまた違う、軽やかロック調とでもいうのか…
ナウでヤング(死語…)な若者にも馴染みやすいリズムとメロディー。
▼高野 喜長
曲名編成難易度お気に入り度コメント
いざよい 箏2 A ★★☆☆☆ 高校時代に文化祭で弾いた曲。古典調。風流ですな。
「いざよい」って平仮名で書かれてたから、はじめは形容詞かと思ってた。
古典で月の異名を習ったときに出てきて、1人納得&感動(←なんてアホ) 
▼長澤 勝俊
曲名編成難易度お気に入り度コメント
春三題 箏・三絃 C ★★★★☆ 2011年お弾き初めでの演奏曲。
厳しい冬の寒さを越えてようやく芽を出し始めた木々の成長、ぼんやりと揺れ動く篝火、風に吹かれて舞い散る桜がイメージされ、移りゆく春の季節を待ち焦がれているように感じられた。
1、2楽章は後押しでゆったりと穏やかな雰囲気を醸し出している。やわらかさを表現するのに一苦労。
3章はお箏も細かいけど、三絃がめっちゃ難しそう。 静と動のメリハリがあって好き。
▼野村 正峰
曲名編成難易度お気に入り度コメント
春景八章 三絃2 C ★★★★☆ 2017年2月第10回楽の会演奏会での演奏曲。
「春爛漫の花の下、浮かれ賑わう人々…
俄かに起こる春の嵐、落花の舞の情景を軽快なタッチで捉えた曲」とな。
テンポよく進むので、弾いていても聴いていても楽しい。
1はスクイと細かい移動が多いのでリズム感が必要。
2は低音を正確に押さえつつ、しっかりした音を出す難しさがあると思う
▼松本 雅夫
曲名編成難易度お気に入り度コメント
樹の園 箏2 B ★★☆☆☆ オリエンタル風二重奏。螺旋階段を行ったり来たりしてる感じ。
お師匠曰く「重厚感のある曲」と。決して「暗く」はない。
主に1箏がメロディー、2箏は伴奏が多い。
指の練習になる曲。
▼水野 利彦
曲名編成難易度お気に入り度コメント
麗韻 箏2 B ★★★★☆ レイインではなくレイン(二重母音なので?)と読む。
「時雨」、「思い」、「風祭り」と三つの情景にわかれている。
「もっとポムポムせなあかん!」という私の言葉に、相棒は一瞬「?」となってた。
「ポムポム=弾む」三連符の二拍目が休みのリズムは思いっきり弾まないと、 涎が降っているような気だるさが漂う。テクニックよりもリズム感が大切。  
上を向いて歩こう
(水野利彦/編)
箏2 A ★★★☆☆ スキヤキ。おことはじめに弾いた曲。
ちょっとせつない感じが実に良かった。
お箏が鳴った時(弾けば鳴る楽器なんですけど)、 感激したのを今ではちょこっとだけ覚えている。
▼宮城 道雄
曲名編成難易度お気に入り度コメント
さらし風手事

♪試聴
(You Tube)
箏2 C ★★★★☆ 近世邦楽の伝統的な音型パターンである「さらし」(晒地)の感じを取り入れた
二重奏曲。
高箏は沢井箏曲院上級免状課題曲の中の1つ。
軽やかで、かつ緩急のメリハリがある。 最初からクライマックス。リズムが刻みやすいので、「瀬音」よりは弾きやすい。
でも疲れる。 掛け合いが楽しいけど、休めるとこがないため、終わりに近づいてくると指に力が入らず滑りまくる。
アクセントとそれ以外の部分での、力の入れ加減の練習になるかも。
瀬音

♪試聴
(You Tube)
箏・17絃 E ★★★★★ 宮城曲の秘曲。
2010年楽の会演奏会講師のお披露目でお師匠と合奏。
お箏と17絃で川の流れを見事に表している。
この曲はなんといっても「押し」が命。
更にテンポが限りなく速いので必死。未だにウラレンが上手く弾けない。
細かいとこを除けば、勢いでゴージャスに聞こえるような聞こえやんような……
虫の武蔵野 箏・三絃
(尺八)
D ★★★★★ 4回生の定演小曲。秋の風情をうたっている。
手は細かいし、歌は難しいし…曲を毎日繰り返し聞いて覚えた。
曲中に虫が何匹出てくるのか数えてみたり。8匹のはず。
どんな虫か調べて印刷した(笑)
卒業した今でも、たまに口ずさんでしまうくらい好きなメロディー♪
箏2 C ★★★★☆ 高箏は沢井箏曲院上級免状課題曲の中の1つ。
まず、真っ先に「速すぎ!」が口をついて出てきた。
テンポよくて覚えやすいから曲は好きだが、指がついていかない。
お師匠に「もっとキレのある音で弾くように」と言われて、 手先だけでなく腕で弾く練習をした。
一応指が回ってても、スカスカ、ハリのない音じゃ曲にならないことを改めて認識。
速さと細かさに惑わされると、つい指先だけで弾いてしまう癖がある…
春鶯囀 箏2 A ★★☆☆☆ 「しゅんのうでん」とよむ。雅楽の一つらしい。ゆったり古典調な曲。
スクイの連続で結構つまずいた。
▼唯是 震一
曲名編成難易度お気に入り度コメント
箏二重奏曲 箏2 B ★★★★☆ 三部構成。速いのに調弦替え多すぎ。
私が間違えていても構わずに飛ばすお師匠。
そんな合奏の時はいつも必死。
「これくらい出さなきゃつまらない!」って… キレイに弾けたらそこまで出したいと思ってるんです!本当です!
▼吉崎 克彦
曲名編成難易度お気に入り度コメント
水の断章 

♪試聴
(You Tube)
箏2 C ★★★★☆ 海に棲む色鮮やかな生き物達や水の中の風景が、さまざまな音の重なりで描かれている。 不思議な調和が織りなすメロディーがかっこいい。
2023年楽の会演奏会で、箏曲部の同級生Aちゃんと合奏。
数年ぶりの演奏、改めてお箏を弾く楽しみや、大切な友人と共に演奏できる喜びを実感した。
らせん 箏2 B ★★★★☆ 大学卒業後、Aちゃんと2011年のお弾き初めで弾いた曲。
お互いのペースがなかなか合わず掴めずで揃えるのに苦労したけど、 本番では息ぴったりの演奏ができた。
ぐるぐるまわってまわって~な感じの掛け合いが楽しい。 甘味処で聴きたい。
祭花
~糸遊1番~
箏2 A ★★☆☆☆ はじめのアルペジオが意外と曲者。
1箏は弾き慣れてくると物足りなくなってくる。
箏2 A ★★☆☆☆ 1箏は初心者、2箏は慣れてきた人向け。
高校時代、講習会曲に向けて一生懸命練習したはずなのに、 弾いた記憶があまりない。
▼練習曲
さくらさくら A ★★☆☆☆ おことはじめに弾く曲。高校時代、新入生に混ざって弾いてた。
当時は部員数が少なかったので…ちなみに弾いたのは秋。
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